強迫性皮膚摘み取り症について

自傷性皮膚症は、強迫性皮膚摘み取り症ともいい、強迫性障害の一つともいわれています。皮を剥いたりひっかいたり、自分を傷つける行為をやめたくてもやめられない。

ここで、忘れないように自傷と強迫性について書いておこうと思います。
自傷は自分を傷つけること。指の皮を剥いたり、爪を噛んだり、ささくれをとったり、髪の毛を抜いたり。リストカットのように出血を伴い、明らかに自分を傷つけているのでなく、ちょっとした癖でも身体が傷つく行為はすべて自傷行為です。

意外とピンと来ないかもしれない強迫性とは、あることが頭から離れず生活や身体に影響が出てしまうこと。同じ行為を繰り返す脅迫行為と、同じ思考を繰り返す強迫観念が強迫性障害。
自分の指の皮を剥いてしまうことは、同じ行為を繰り返す脅迫行為にあたるんですね。

強迫性障害には、手を何度も洗ってしまう、家を出るとき何度も確認を繰り返す、物が順序良く並んでいないと不安になることなどがあげられます。
頭のどこかで、もう十分、やめても大丈夫、やめたほうが良いと分かっていてもやめられない。確かに、私も皮を剥くのをやめられないなあ。
血が出てボロボロになってしまった手を見て後悔しても、また、皮を剥きたい衝動にかられるとやめられない。

これまで皮膚の病かと思ったことはあったけれど、こうして書いてみると、精神疾患であることを突き付けられた感じです。まさか、私がリストカットと同類の行為をしているとは…。

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