子供の自傷性皮膚症

かさぶたをとったりニキビをつぶしたりという自傷性皮膚症の行為は、私のように大人になってから人とは違うんだということがわかり、病気だと気づく人は案外多いと思います。いろいろ調べてみて、「あ、病気だったんだ。」と長年経ったあげく知る、というか。

私は、10代の子どものころから爪を噛む癖がありました。なぜ覚えているのかっていうと、普通、自分の癖って無意識で分からないことも多いけど、親にうるさく言われ、指先に絆創膏を貼られたこともあって、嫌な思い出として残っているから。

確か、小学校のころも授業中、「手いじりをしない!」ってよく注意されていました。じっとしていられなかったのね。消しゴムをいじったり、髪をいじったり、唇を触ったり…気がつくと何かやっていたと思います。口に手をやるのは、赤ちゃんがおしゃぶりをすると安心して泣き止むのと似ていると思います。

自傷性皮膚症について調べていると、多くの人が、小さいころから爪や唇、髪などどこか触る癖を持っていたようです。もともとは癖だったものがエスカレートして、いつしか自傷性皮膚症になっていたというのがだいたいのことろかと。

発症するのは20代以降の女性に多いって言われているけれど、子どものころに何か自傷性皮膚症につながる癖があったはずと思います。子どものうちに自傷性皮膚症となってしまうこともあるでしょう。

もし、うちの子も…って思っているお母さんがいたら、注意では治らない、やめたいけれどやめられないんだなって理解してほしいと思います。

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