自傷性皮膚症とは

ああ、自傷性皮膚症。
「何とかしたいなあ」「何とかした方がいいんだろうなあ」と思いながら、見て見ぬふりを続けてしまったこと、自傷性皮膚症。
あらためて言葉にすると、何だか大変な病のような雰囲気で、書いている方がびっくりしてしまいます。

文字を見るとヤバそうな感じもするけれど、実際は、何てことない指をいじる癖のようなもの。
重症になると笑ってはいられないと思うけれど。

私は、10代のころから爪噛みがひどかったけれど、その時点ではそれが病気だなんて思うこともなく、みんなも少なからずやっていると思っていました。ニキビをつぶしたり、指のささくれをとったりも。 これが、心にかかわる病気だと分かったのは30代になってからじゃないかな。

爪噛みは大人になって落ち着いていたんだけれど、30代になって暇があれば指の爪の周りの皮をむくようになっちゃって。
ネイルに行ったとき、すごくお店の人に心配されて。人から言われるとね。
スマートフォンもあるし、ちょっと調べてみたら載っていた自傷性皮膚症の写真が、私の手とドンピシャ。

手の皮をむくことは「皮膚摘み取り」と呼ぶそうで。花を摘むように、皮膚を摘み取っているつもりはないんだけど。
調べているうちに、もしかして私と同じように思っている人もいるんじゃないか、同じような悩みを抱えている人がいるって分かるだけで、安心できることもあるんじゃないかと思って、備忘録的に書いてみようと思いました。